日本の各地を周遊・徘徊するウェブログ。



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京急大師線 小島新田駅探索 (7)
今回のまとめ。

工場、と一口にいっても、
たとえばこの施設はどういった役割を担っているのか、
ひとつひとつの設備は、何かを精錬しているのか、生成しているのか、それとも何かの炉なのか、貯蔵タンクなのか、
素人にはさっぱりわからないという、
その巨大さとは裏腹に一般人にとってはミステリアスの極みであることが、
とりわけこういった石油・ガス・金属系の工場は、
心地よいもやもや感とともに、妄想力・空想力をことさら刺激してくれます。

またその尋常ならざる造形に、異世界に迷い込んだ感覚すら与えてくれます。


サブカルチャーメディアがはやらせようとしている「工場萌え」なる用語がありますが、
そもそも自分にとっての「工場」は、「萌え」などというものではなく、
不安と興奮と恐怖と快感が入り混じった、
かなり倒錯した、そして混沌とした感覚であるようです。

その造形のインパクトや、圧倒的な存在感に比例して高まる謎とミステリー、
暗号のようにならぶ意味不明な化学用語が不安と興味を煽り、
一般人が及びもしないようなところで、
このような巨大な施設で正体不明の何かが生成されている、
そしてそれは“公害”のイメージや、
生命の練金にも似た人間の業が否が応にも垣間見える瞬間であり、
そんな自らの精神に持てあますほどの圧倒的混沌を前に、
もはや邪心崇拝にも似た畏怖の念すら抱くのです。


と、大げさに解説するとなんだかもっともらしいですが、
一言でいえば、何だかわからんくらいにたまらんね、ということです。


最近は何から何まで暴かれて、答えだらけになってしまっていて残念なので、
工場のようなミステリーがもっと欲しいと思う次第。
もちろん自分たちの音楽にも。



最後に京急大師線の雄姿をどうぞ。



京急大師線 1500形




京急大師線 京急川崎駅港町駅方面

| 工場 | 14:30 | comments(0) | - |

京急大師線 小島新田駅探索 (6)


ここからは、
東燃ゼネラル石油川崎工場のいろいろなプラントをいっきに。



東燃ゼネラル石油川崎工場 プラント









東燃ゼネラル石油川崎工場 プラント




東燃ゼネラル石油川崎工場 プラント

バケツ??


東燃ゼネラル石油川崎工場 プラント




東燃ゼネラル石油川崎工場 プラント









日鉱日石エネルギー 看板

なんだか分かりませんがなんだか怖いものが下に通っていると。
そして起こり得る“異常”ってのはなんなのか。

化学的な感じのする異臭が立ち込めていたりなど、
工業地帯を歩いていると身の危険というか、若干の恐怖感もあります。
それもまたおもしろさの一つであるのです。

それにしても日鉱日石の工場はここから大分離れたところにあるのに、
ここにパイプが通っているということは、
各物質を石油工場に供給しているということでしょうか。それとも自社の工場まで引いているということでしょうか。
ちなみにこの看板に書いてある「エチレンガス」「ブタジェン」「ナフサ」は、
石油化学工場に関係のあるものらしい。


少し疲れてきたのと(冶金工場でハッスルしすぎた)、
これ以上先に面白い風景が見えなかったので(実際は浮島ジャンクションがありそれも見たかったが)、
今回はここで路線バスで引き返しました。

| 工場 | 00:00 | comments(0) | - |

京急大師線 小島新田駅探索 (5)
花王 川崎工場

さらに進んでいくと、またも巨大で異様な構造物が…
こちらは皆さまご存知、花王の川崎工場です。
花王の製品に、こんな大規模なプラントが必要なものってあっただろうか、と思ったのですが、
洗剤やら入浴剤やらってよく考えたら化学的な物質がふんだんに使われていましたね。
細かなパイプが絡み合うように張り巡らされており、
よくもまあこんなものを建設出来たな、と感心します。
これはもはやそびえたつ要塞。
内部はとんでもない迷路になっているのでしょうなあ。
RPGなら、間違いなくラスダンです。



花王 川崎工場

こちらも建物の周りにパイプがぐっちゃぐちゃに張り巡らされています。
よく見ると下の方に建物への入り口が。
もっと近くに行って見てみたいよ・・・




神奈川臨海鉄道 末広町駅

さて、先に進むと、末広町駅に到着しました。
東京メトロ銀座線に同名の駅がありますが、こちらは貨物駅です。プラットホームはありません。


神奈川臨海鉄道 末広町駅

構内はこんな感じ。



神奈川臨海鉄道 クリーンかわさき号

さきほど川崎貨物駅にも停まっていた貨物列車の積み荷がたくさんおいてありました。



クリーンかわさき号 キレイクン

ブルーナのパクリのようなかわいらしい絵柄ですが、どこか狂気的な雰囲気も漂わせています。
よく見ると首が不自然に曲がっていることから、
この小児は首の骨が折れ死亡しているのだということが見て取れます。

これは、中には不穏なブツがおさめられていることを暗示しているシンボルでありましょう。



神奈川臨海鉄道 クリーンかわさき号

やはり、廃棄物、とあります。
まさに不穏です。


えーと、この貨物はクリーンかわさき号といって、
ただのゴミ収集車です・・・。



高圧線 鉄塔

高圧線の鉄塔を見上げる。



神奈川臨海鉄道 工場引き込み線

このように工場の敷地内に入っていく線路。
ある意味、私有地に入っていくわけです。
私有地にそのためだけの線路がある、
これは夢みたいなことであります。

貨物線とは工場のカテゴリーの範疇であると同時に、
鉄道ファンの心もくすぐるなんとも憎い存在であります。


| 工場 | 00:00 | comments(0) | - |

京急大師線 小島新田駅探索 (4)
日本冶金工業川崎製造所 太陽日酸ト

冶金工場を離れて先へ進みます。
手前は太陽日酸の白い建物。
瀟洒な前景とダークな後景の、やはりここでもいびつなコントラストの抗いがたい魅力。



太陽日酸 低純度アルゴン

ちなみに太陽日酸は産業で使われるガスを製造している会社のようです。
こちらは「低純度アルゴン」のタンク。
中身が気になりますが、
なんのことはない、アルゴンは大気中に多く(といっても酸素や窒素ほどではない)含まれている意外にも身近な気体です。



多摩運河 浮島橋

多摩運河にかかる浮島橋から千鳥、水江方面をのぞむ。
石油系と思われるプラントがたくさん並んでおります。
そのさらに奥は、以前探索した鶴見線沿線の工業地帯となります。


多摩運河 神奈川臨海鉄道

浮島橋の外側に貨物線の橋がありますが、一段低くなっているのがちょっと面白いです。

かつて、まさにこういう風景の場所で、線路の橋を歩いて渡る夢を見た、ような気がするというデジャヴュ。
工業地帯は自分にとって、幼いころに見た夢の具現化なのかもしれません。

| 工場 | 00:00 | comments(0) | - |

京急大師線 小島新田駅探索 (3)
日本冶金工業川崎製造所 プラント

ついに来ました、巨大プラント。
今回一番のヒットだった、日本冶金工業川崎製造所。



日本冶金工業川崎製造所 入口

入所監視小屋。サビがいい味を出しています。


日本冶金工業川崎製造所 プラント

僕は工場は夜景よりも、昼景のほうが好きです。
夜景は、夜間照明で輝く、きれいでかっこいい側面のみを切り取ったものでしかなく、
工場の本質を映していないと考えるからです。


日本冶金工業川崎製造所 プラント

これは巨人の手であろうか?






全景。



日本冶金工業川崎製造所 プラント

奥側のプラントに寄ってみます。


日本冶金工業川崎製造所 プラント

さらに寄るととまた違ったものが見えてくるのです。

巨大プラントは写真に撮るとその巨大感が薄れてしまい、
実際目の当たりにしているときの圧倒的な迫力が伝わりづらいのが悩みどころです。(まあ写真がへたくそだという話でもありますが)。



日本冶金工業川崎製造所 プラント

深い錆色の重圧感のあるフォルム。
内臓のように入り組んだパイプ。
ここにあるのは軽妙洒脱な工場夜景にはない、ドープで倒錯した昂揚感。



日本冶金工業川崎製造所 廃棄物?

堆く積まれているのは金属かすのよう。
冶金の過程で生じたものでしょうか。



日本冶金工業川崎製造所 廃棄物?

奥には廃材のような鉄くずも見えます。


日本冶金工業川崎製造所 苛性ソーダタンク

苛性ソーダタンク。
得体のしれない化学物質名の響きに好奇心がつのります。
後で調べたら、苛性ソーダとは水酸化ナトリウムのことで、
つまり強アルカリということでした。
ボーキサイトからアルミニウムの原料を取り出すときに使うことがあるらしいので、
冶金工場としてふさわしい設備と言うことになります。



日本冶金工業川崎製造所 プラント

いちばん奥まで来ました。向こう側に見えるのは、運河の対岸にあるおそらく石油系のプラント。



日本冶金工業川崎製造所 プラント

おわん状の設備の下にあるスペースに、水がしぶきになって噴き出していました。
そしてそこにコケやシダが育っています。
植物はすきあらばどこにでも生えてきます。



日本冶金工業川崎製造所 プラント

おわん形設備を離れて撮影。
奥に見える1機は蒸気を噴き出しています。
水は両方とも出ています。



日本冶金工業川崎製造所 プラント

プラントの屋根の上にも巨大なパイプが張り巡らされています。
(その巨大さは右下にある物置のようなものから感じ取っていただければ…)
パイプの上には足場が組まれています。
一度こういう場所を見学させてほしい・・・高所恐怖症ですが・苦笑

| 工場 | 00:00 | comments(0) | - |
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