日本の各地を周遊・徘徊するウェブログ。



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おまけ

〜2008年夏・御蔵島日記vol10〜


 どうも感傷的になりすぎていけねぇや。




 おまけ写真です。




 



 御蔵島〜三宅島間を航行中に見える、なぞの島(岩)。





 船員さんに聞いてみたのですが、よく分からなかったみたいなんで調べたら、大野原島、という無人島らしい。


 行ってみたい!!!!!!!!!!!





 御蔵島日記、おしまいです!

| 御蔵島日記 | 02:20 | comments(0) | - |

帰りのとき

〜2008年夏・御蔵島日記vol9〜


 一人旅だったのに、色々な出会いがありました。

 宿のおかみさん、同じ宿に泊まったお客さん、イルカウォッチング船の方、同じウォッチング船に乗った方、居酒屋の店員さん。

 そして、イルカ、森、シダ、トカゲ、セミなど…数々の生き物たち。
 
 数え切れないのです。






 船が桟橋を出るとき、島の方が手を振って送ってくれました。






 いやーもうこれは、アレですよ!






 帰りの船で遠ざかる島を眺めながら脳内BGM「君を乗せて」を流す俺は、われながら相当痛いジブリヲタです…
 (まあ、でも、それぐらい、ね…それぐらいの気持ちだったと。)







 御蔵島。
 本当に不思議な体験でした。

 長年凝り固まっていたものが、すべて解きほぐされたような…

 迸る生命力が、頭のてっぺんからつま先、指の一本一本にまで、ぎゅんぎゅんに充填されたかのような…

 そして、何より、自分が自分らしく在れたことにビックリしました。

 創作意欲が200%湧いた。

 自由な発想が頭を駆け巡った。

 ねじれてからまった心が、いっぽんに解かれて、しかも、結ばれてついたよれよれの皺もウソのようになくなって、

 まるで新品のように、ふくよかでつややかによみがえりました。

 心と、体と、発想を、かたく縛り付ける不自然ではなく、

 心と、体と、発想を、開放する自然。



 そして、理解しました。


 都会に暮らすこと。
 そしてその矛盾について。


 都会に暮らすのが嫌いなのに、都会に暮らして都会に文句を言うことは、心がねじれているのではないか?

 都会がいやなら、都会を出て生活する努力をするべきではないか?



 自然の力は強大です。

 ゆるやかですが、時間をかけてすべてのものをなぎ倒し変化させる、圧倒的な力です。 

 島では、あちこちから、“自然”が文字通り噴水のように、噴き出していました。


 都会はどうだろう。

 土はアスファルトで全面的にふさがれ、ビル郡が封印を施すように建設されている。


 都会は、巨大な人間の巣だ。

 高層ビル群は、蟻塚のようだ。


 都会の自然は窒息している。

 毛穴に粉塵がつまり、何も感じることが出来ない。

 生態系は著しくバランスを失い、同一種が異常繁殖している。

 それはヒトも含め。




 自分は都会で暮らす才能が無いのだと思った。

 そして自分は、自然と常につながって、リンクしていないと、駄目なんだと思った。





 本当に、僕は、御蔵島で、人生観が変わりました。






 何よりも、1人きりでこもりがちになり、視野が狭くなりがちな自分に、

 海にもぐれば海の世界があって、しゃがんでじっと見つめてみれば、虫や植物の生活がある、

 人間の生活、命、それだけではなく、ひとつひとつの生き物に、生活、それに命がある、

 そんな当たり前のことを、

 当たり前すぎて記号的過ぎて、実感が湧かないようなことを、

 実感が湧くように、教えてくれた気がします。





 そして、そんな不気味にゆがんだ都会でも、自然はスキあらばどこからでもあふれ出ていて、

 そんな自然を見つけるのが楽しみになりました。

 





 来年も、必ず行きます。

 今度は、最愛の人も連れて。



 


 またくるぜ!


| 御蔵島日記 | 00:27 | comments(0) | - |

島半周山登り

 ─2008年夏・御蔵島日記vol8〜


 翌日は海抜何百メートルの、日本最大級の崖を見に、朝から徒歩で島を半周。


 昼には船にのらないといけないので、ちょっと急ぎ足だ。



 朝なのか、人っ子一人いない林道。右手には常に海。左手には深い山。



 ぐんぐん上っていく坂道。



 でも不思議と全然寂しくない。



 道端には、トカゲがちょろちょろしていて、こいつらがまた臆病で、ちょっと近寄るだけで茂みに隠れてしまう。

 写真を撮りたかったのに。



 んで、登山してると必ずと言っていいほどやってくる、アブ。




 森ではツクツクホウシとヒグラシが大合唱しているし。



 鳥も、名前は良くわかんないけどいっぱい啼いている。



 道端にはあやしの花が。ゆり?らん?



 



 崖のある場所はちょっと高原みたいになってた。



 



 海、山、高原をこんな短期間で味わえる場所なんてほかにあるか!?




 あ、ちなみに崖はあまりに高すぎて、高所恐怖症の僕にはムリでした…






 船の時間に間に合うように、帰りは村までダッシュ!で戻りました。

 昼飯は、島でおなじみとなっているらしい、カレーを食べましたよ。


 

| 御蔵島日記 | 02:24 | comments(2) | - |

島の夜
 〜2008年夏・御蔵島日記vol7〜


 夜は宿で夕食。


 山もあり、海もある、島ならではの料理をいただきました。



 普通はこういうの写真に撮るんだろうけど、なんか腹減りすぎてすっかり忘れてました。






 おなかいっぱいになったのですが、どうしても島の居酒屋でイッパイやりたくて、島の居酒屋に行く。






 塩辛と島の焼酎。




 離島の居酒屋のわりには、オシャレなつくりの店内。都心にあっても不思議ではない感じ。


 味も旨し!!




 気づいたのですが、この島は、割と若い人が多いみたいです。
 夏休みと言うこともあるけれど、イルカウォッチング船をしている人や、純粋に御蔵島が好きな人が集まってきて島を盛り上げているな、という感じ。


 どうもこういうところにくると、鄙びたというか、高齢化社会を目の当たりにしたさびしい感じが広がっていたり(そういうのも好きなのですが)するものですが、御蔵島はそんなことは全然無い。
 若者も、老人も、のびのび活気があって輝いて見えました。





 宿の人も含め、島の人はみんな、フレンドリーであったかい。

 飾らず、気負わず、ごく自然に生活している感じ。




 たとえばイルカなんて、相当観光の目玉になるし、宿をがんがん増やしてツアー組んでいっぱい島に観光客を入れればかなり儲かるはずである。しかし、そういうことはしない。


 入島制限して、イルカとの関係をうまく保っている。


 自己実現と金儲けのことしか頭に無い資本主義の豚野郎は、こういうのを見るとすぐに、観光事業化、金儲け、ビジネス、と言い出すはずである。


 この島はなんか、特別だな。





 10時くらいに店を出て、当然街頭も何も無い、真っ暗な村を歩く。



 星を見ようと夜空を見上げると、なにやら白いものが上空をたくさん飛び交っている。



 こうもり?むささび?

 にしてはでかいし、なにより、赤ちゃんの泣くような声で、泣き声が聞こえる。



 あとで分かったのですが、これはオオミズナギドリという、夜行性のたいへん珍しい鳥だそう。
 島に生息しているようで、昼は穴を掘ってそのなかに隠れているのだとか。





 いやぁ、なんか、まじ、すげー。この島。

| 御蔵島日記 | 02:19 | comments(0) | - |

魔法の島

 〜2008年夏・御蔵島日記vol6〜

 たったの2時間で、たくさんのイルカに出会えました。



 彼らは猫や犬と同様、確実に知恵や感情を持っていると感じられる獣で、人間が海中に現れると「なんか変なの来たよ!」「うっわ、気色悪ぅ…」「あの頭んとこだけ、毛ぇ生えてんのが特にキモイな」「うごきも遅せえし、ちょっとおちょくったろうぜ」とかなんとか言っているかは分かりませんが、そんなような感じで、キーキーいいながら我らの周りを旋回。



 




 いやあ、人間だけじゃないんだなー、ここ(地球)で生きてるのは。


 当たり前の話なんだけど。

 都会に暮らしていると、そういうことですら、テレビから垂れ流される記号(情報)としてしか認識出来ておらず、肉体感覚として知覚できていないことを思い知らされます。




 感覚として肉体が生々しく、認識をすることは、とても重要なことだ。




 ウォッチング船が波の上を走っていると、トビウオがまるで鳥のようなグライダーのような、すさまじいスピードで水面すれすれを滑空していく。


 島に目をやると、木々が力強く太陽に向かって湧き上がっている。


 イルカがジャンプする。ウミガメもいる。海鳥もいる。


 この島は生き物であふれている。





 やや傾きかけた昼の日差しが、海・空・島を一面、輝かせる。





 自然が、笑いかけた。ように感じた。






 ふくらんでいく。あふれていく。生命力。







 胸がいっぱいになる…。








 いつの間にか、島に来る前、細かいことでぐちぐちイライラ、しがらんでいた気持ちは吹っ飛んでいました。



 なんか、笑顔になれた。



 それは、卑屈な愛想笑いや、皮肉な苦笑ではなく、
 ほんとうに、純粋に、自然な。

| 御蔵島日記 | 17:06 | comments(0) | - |
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